屋根塗装っていつすべき?タイミングや費用相場について解説

住宅の内部を外から守ってくれる屋根。
屋根が頑丈でないと、住宅は長持ちせず劣化が早まることもあり得ます。
本記事では屋根塗装に注目して、屋根塗装の役目、耐用年数、塗装する費用の相場について解説します。

屋根の塗装ってなぜするの?

「塗装する」目的と言えば、第一に綺麗に見せるためと考える人が多いでしょう。
もちろん、きれいにするために塗装するというのは何事にも当てはまることですが、屋根の塗装の場合、真っ先に挙げないといけない目的とは「屋根の劣化を防ぎ、雨水や湿気から住宅内部を保護する」ことにあります。

ですから屋根の塗装について、きれいにするためのものとだけ考えるのは、住宅の劣化を進めることにつながります。
劣化した住宅には、内部構造の侵食や老朽化など、さまざまな不便を伴います。
 住宅をより少ない費用で長持ちさせるには、劣化「予防」のための工事を行うことが重要なのです。

屋根塗装の費用相場はどれくらい?

一般的な2階建ての一戸建ての屋根塗装の場合、費用相場は約40万円からとなっています。
坪数ごとの費用は次のようになります。

坪数ー塗装面積ー費用相場

10坪ー25㎡ー10~20万円
20坪ー50㎡ー20~40万円
30坪ー75㎡ー30~55万円
40坪ー100㎡ー40~75万円
50坪ー125㎡ー50〜95万円
60坪ー150㎡ー60〜125万円

屋根塗装の費用には何が含まれている?

では、屋根塗装の費用相場にはどんなものが含まれているのでしょうか?
内訳を見ていきましょう。

①塗料代

まずは塗料について見ていきましょう。

塗料ー耐用年数ー費用
 
ウレタンー3〜5年ー5,000〜15,000円
シリコンー5〜7年ー15,000〜40,000円
フッ素ー7〜10年ー40,000〜80,000円
無機ー10〜15年ー50,000〜120,000円
 
ご覧のように、塗料の値段と耐用年数はおおむね比例しています。
塗料は何を選ぶかによって費用が大きく変わるので、費用を安くしたいという場合は安い塗料を選択しましょう。(安いものを選べば耐用年数も短いことをお忘れなく)

②人件費

人件費は、工事を担当する人が行った作業にかかる費用です。
工事によって行う作業内容には多少の違いがあるものの、塗装工事をするにあたっては、高圧洗浄、養生の費用は必ず発生すると頭に入れておいてください。
 
工事内容ー費用(1㎡あたりの費用)
高圧洗浄ー100〜300円
養生ー250〜400円
付帯塗装工事
・軒天ー800〜1,200円
・雨といー800〜1,200円
・破風板ー650〜800円
・縁切りー500円
諸経費
・現場管理費ー30,000〜50,000円(一式)
・廃材処理費などー10,000〜30,000円(一式)

屋根塗装をすべきタイミングは?

先ほど、塗料の種類について解説した際に、塗料の耐用年数についても記載しました。
塗装は塗料の耐用年数に応じて行うのが良いですが、その年数経過よりも先に屋根の劣化がはじまるかもしれません。
最後に、屋根塗装をすべきサインとなる劣化現象を見ていきましょう。

①スレート瓦
触ると粉が付く、色あせ、釘の緩み、カビの発生

②セメント瓦
触ると粉が付く、色あせ、カビの発生、割れている

③モニエル瓦
触ると粉が付く、色あせ、カビの発生、表面のざらつき

④金属系瓦棒
触ると粉が付く、錆の発生、色あせ、釘の緩み

⑤日本瓦
割れている、瓦のつなぎ目の緩み

まとめ

本記事では、屋根塗装の費用相場、塗装のサインとなる劣化現象について解説しました。

屋根は目視で確認することが難しく、今どれくらい劣化しているのかを確認するのは簡単ではありません。

だからと言って状況を放置していると、知らず知らずのうちに屋根の劣化が進むことになります。

屋根の点検は、専門業者を呼んで安全に行ってもらいましょう。