棟板金の剥がれと屋根材の劣化をカバー工法で屋根リフォーム

大切な住まいを守っているのは「屋根」と言っても過言ではありません。

男性1

屋根は日々の厳しい環境条件、季節の変動、そして時の流れによって少しずつ劣化や損傷が生じていきます。
そのため、メンテナンスや修理が欠かせません。

屋根の上の棟板金の剥がれや屋根材の劣化は、住宅や居住空間を守る重要な役割に大きな影
響を与えます。

そのような状態において、既存の屋根材の上に新たな材料を被せていく「屋根カバー工法」
を用いた屋根リフォームは、短期間で施工できる上にコストも抑えられるという利点があり
ます。

そこでこの記事では、屋根カバー工法の費用相場から始め、その注意点、さらには屋根の修
繕費用で大損しないために必要な対策、助成金や最安値の確認方法まで、詳しくご紹介しま
す。

1 屋根カバー工法について理解する上で重要な一つがその費用相場です。

一般的に、屋根カバー工法の費用相場は1平方メートルあたり8,000円から20,000円とされ
ています。

しかし、これはあくまで基本的なカバー工法の施工費用だけを見た場合の平均的な費用相場
であり、実際の費用はさまざまな状況によって変動します。

特に、屋根の修繕やリフォームにおいて忘れてはならないのが、足場代や下地処理などの諸
費用です。

足場は作業を安全に行うために必要不可欠なものであり、下地処理は屋根材がしっかりと固
定され、屋根として長持ちするために欠かせない工程です。

これらの費用も予算に組み込んでおく必要があります。
具体的な数字で示せば、一般的な80平方メートル程度の屋根に対するリフォーム費用は、

基本の施工費用と諸費用を合わせておおよそ70万円から270万円程度が相場となります。
ただし、これはあくまで一例であり、実際の費用は施工業者、リフォームする面積、屋根の
劣化具合などによって大きく変わります。

そのため、リフォームを検討する際には、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめし
ます。

2 カバー工法の注意点

屋根カバー工法にはさまざまな注意点が存在します。その中でも特に重要なのは、費用が変
動する要素を理解することです。

具体的には、屋根材や施工方法、そして屋根の形状や施工業者によって費用が大きく変わる
という点です。

2-1 屋根材や施工方法によって価格が変わる

屋根カバー工法の価格は、使用する材料や施工方法によって大きく変動します。その中でも
、屋根材や防水シート、下地材などは特に価格に影響を与える要素となります。

これらの材料を高品質な商品に変えると、当然ながら工事価格は高くなります。

しかし、高品質な材料を選ぶことで、耐久性や保温性能が上がり、長期的に見ればメンテナ
ンス費用の節約につながるというメリットもあります。

また、施工方法によっても大きく費用は変化します。

例えば、屋根材本体を固定する際に、一般的な釘ではなく耐風性能を考慮したビス留めを選
択すると、施工費用は上がります。

ビス留めは風による屋根材の脱落を防ぎ、台風などの災害時にも屋根をしっかりと保護しま
す。そのため、安全性を重視する方や風の強い地域に住んでいる方にはビス留めが推奨され
ます。

しかし、このような施工方法の変更は費用だけでなく、その品質や耐久性にも影響を与えま
す。より安全性や耐久性を求める場合には、コストパフォーマンスを重視することも重要で
す。

2-2 屋根面の数と下屋根の長さによっても価格は変動する

カバー工法の費用は、屋根の形状や特性によっても大きく変動します。その中でも、特に影
響を及ぼす要素として、屋根面の数と下屋根の長さが挙げられます。

複合屋根は、屋根面が5面や6面など複数面で形成されているため、施工が難しくなり、よ
り多くの材料と手間が必要になるため費用が高くなる傾向にあります。

これに対して、切妻屋根は2面で形成されるため、施工が比較的シンプルで、結果として費
用が抑えられます。

そのため、同じ面積でも、複合屋根は切妻屋根よりも費用が高くなる可能性があります。
また、1階の玄関や居室の上に下屋根があると、屋根面が増え、必要な板金部材が増え、施
工費用は増加します。

下屋根は特に複雑な形状をしていることが多く、その分、施工が難しくなることもあります。

さらに、建物の階数や周囲の環境も費用に影響を及ぼします。例えば、3階建ての家では2
階建ての家よりも足場の設置費用が高くなる傾向があります。

また、周囲に建物が密集していることや道幅が狭いと、足場設置や材料の搬入に制約が出る
ため、それに伴う追加のコストが発生する可能性があります

2-3 依頼する施工業者によって大きく工事費用が異なる

リフォームの工事費用は、依頼する施工業者によって大きく変動します。これは、業者ごと
に技術力やサービス内容が異なるためですが、具体的には以下のような要素が影響を及ぼし
ます。

まず、依頼する業者が専門の板金工事会社でない場合、工事が外注される可能性があります。

つまり、一部または全部の工事を専門業者に委託するため、中間マージンが工事費用に上乗
せされることがあります。この結果、本来よりも費用が高くなる可能性があります。

そのため、工事を直接施工してくれる専門の業者を選ぶことが、費用を抑える一つの方法と
なります。

また、リフォーム業者を紹介する業者紹介サイトを利用する際にも注意が必要です。
これらのサイトは、ユーザーにとって便利な情報提供や比較検討の場を提供する一方で、業
者への紹介により手数料を取る場合があります。

その手数料は間接的に工事費用に反映され、結果としてユーザーが負担することになります。

これらの点から、屋根リフォームの費用を抑えるためには、直接施工してくれる専門の業者
を選び、できるだけ中間マージンを減らすことが重要です。

3 屋根の修繕費用で【大損】しない為にすべきこととは?

屋根の修繕における「大損」を避けるために注意すべき点について、訪問営業による業者に
ついて、複数の業者から見積もりを取る重要性、そして単に価格だけで業者を選ぶのではな
く、信頼性や品質を考慮する必要性について説明します。

3-1 訪問営業してくる業者は避ける

屋根の修繕やリフォームにおいては、訪問営業による提案に遭遇することがあります。しか
し、これらの訪問営業を行う業者は慎重に扱うべきです。

訪問営業を行う業者には、質の高いサービスを提供する誠実な業者も存在しますが、一方で
、しつこい営業手法や高圧的な契約勧誘を行う業者も存在します。

また、訪問営業はその場の雰囲気や一時的な判断で契約する可能性が高く、冷静な判断が求
められます。

さらに、訪問営業による契約は、業者が自分たちの都合の良い情報だけを提供するため、実
際のところ市場価格よりも高額な費用を提示されることもあります。

また、他の業者との比較検討が難しくなり、結果的に適正な価格でのリフォームが難しくな
る可能性もあります。

短期間で決断を迫られる場合や、明確な見積もりや詳細な説明がない場合は特に注意が必要
です。

最終的には、自分のペースで複数の業者から見積もりを取り、丁寧に比較検討することが、
大損を避けるための最善の方法と言えるでしょう。

3-2 相見積をとって比較検討する

屋根修繕のリフォーム工事は大きな出費になることから、工事を行う業者を一社だけに絞っ
て依頼するのではなく、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

まず、相見積もりを取ることで、それぞれの業者がどのように工事を行い、どのような材料
を使って、そしてそれにどのくらいの費用がかかるのかを把握することができます。

これにより、業者間の費用やサービスの違いを比較し、自分の予算や要望に最も合った業者
を選ぶことができます。
また、相見積もりをとることで、業者の中には相場よりも高い価格を提示する場合や、必要
のない工事を追加してくる業者もいることがあります。

相見積もりによって業者間の価格差を確認することができれば、不適切な見積もりを避ける
ことができます。

さらに、見積もりを取る過程で、業者の対応や説明の質、そしてアフターサービスの内容な
ども確認することができます。

これらの要素もリフォーム業者を選ぶ際の重要なポイントであり、相見積もりを通じてこれ
らを比較することができます。

なお、見積もりを取る際には、工事の内容、使用する材料、工事費用など、具体的な詳細を
書面にてもらうことが重要です。これにより、後々トラブルが発生したときの対応もスムー
ズに行えます。

3-3 値段だけで選ばないこと

屋根修繕におけるリフォームは大きな取り組みとなりますので、費用は非常に重要な判断基
準となります。

しかし、値段だけを見て業者を選んでしまうと、品質の低い工事や後々のトラブルを招く可
能性があります。

費用が低いというだけで業者を選ぶと、その業者が質の低い材料を使うか、あるいは適切な
作業を行わない可能性があります。

また、安価な費用の裏には、アフターサービスが不十分であることや、保証期間が短い、ま
たは存在しないといった問題が潜んでいることもあります。

それに対して、価格は高いものの、適切な材料と手法を用いて工事を行う業者を選ぶと、長
期的にはその工事の耐久性が高まり、結果的には修繕費用を抑えることができます。

また、業者の信頼性も重要な選択基準の一つです。屋根修繕は複雑な作業であり、経験と技
術が求められます。

信頼性の高い業者は、適切な工事を行い、問題が発生した場合でも適切に対応します。

4 屋根修繕の助成金と最安値を1番簡単に確認する方法

屋根リフォームや修繕は、工事費用を抑えるための助成金制度を活用することが有効です。

ここでは、屋根修繕の助成金について詳しくご紹介し、その後で最安値を確認する方法、特
に相見積もりの重要性について説明します。

4-1 屋根修繕の助成金とは?早めの確認がおすすめ

屋根修繕にかかる費用を軽減するために利用できる制度の一つが、自治体から提供される助
成金や補助金です。

これらは大きく分けて、省エネを目的としたものと、耐震性向上を目的としたものの2種類
があります。

省エネを目的とした助成金は、屋根の断熱材を強化することや、熱反射塗装を施すことでエ
ネルギー消費を抑えるためのリフォームに対して提供されます。

一方、耐震性向上を目的とした助成金は、屋根の軽量化や構造強化を通じて、地震による被
害を最小限に抑えるためのリフォームに対して支給されます。

これらの助成金を受けるには、一定の条件を満たす必要があります。

例えば、一部の自治体では、屋根材の種類やリフォームに用いる材料、リフォーム後の性能
向上の程度など、具体的な要件を設けています。

自治体の助成金・補助金制度は自治体ごとに異なるため、あらかじめ自身の居住する地域の
制度を確認し、適用条件を把握しておくことが重要です。

また、一部の自治体では年度内の予算に上限があるため、新年度開始後の7月頃には申請の
募集を打ち切るようなケースもあります。

そのため、早めに申請手続きを行うことをおすすめします。

このように、自治体の助成金・補助金は屋根修繕の費用を大幅に抑えるための有効な手段と
なり得ます。

まずは自身の居住する自治体のウェブサイトや窓口を確認し、該当する制度があるかどうか
を早めに確認しておきましょう。

4-2 なるべく早めに相見積もりを

屋根修繕における助成金・補助金の利用を考える際、特に重要となるのが「工事前の申請手
続き」です。

自治体では、実際の工事開始前に、助成金・補助金の申請を行う必要があり、その際、重要
な書類となるのが「業者による見積書」です。

この見積書は、リフォームの詳細や費用、工事のスケジュールなど、具体的な工事内容を示
すものであり、助成金・補助金の申請に必要となる情報を含んでいます。

そのため、助成金・補助金を受けるためには、事前に複数の業者から見積もりを取り、それ
らを比較検討する「相見積もり」を行うことが大切となります。

相見積もりによって、各業者の価格やサービス内容を比較することができ、よりコストパフ
ォーマンスの良い業者を選ぶことが可能になります。

しかし、これらの手続きは時間がかかるため、早めに行うことが推奨されます。

特に、助成金・補助金の申請締切が迫っている場合や、予算の枠が既にいっぱいになりつつ
ある場合は、できるだけ早く相見積もりを取り、申請手続きに進むことが望ましいです。

5 まとめ~春日部市・越谷市で屋根リフォームするならアルズホームへ~

カバー工法による屋根リフォームについて、その特徴や注意点、助成金の情報を踏まえなが
ら、詳しくご紹介しました。

アルズホームの屋根リフォームは、100%自社による施工で、24時間お問い合わせ可能、ス
ピード対応できますので安心です。

気になることは、当社の施工のプロフェッショナルが適切なアドバイスを行います。

さらに、屋根はもちろん、雨樋、外装、内装、水まわり工事などでお悩み、お困りのことが
ございましたら、アルズホームまでお気軽にご相談ください。

屋根メンテナンスの内容は、

 ● 棟板金交換工事
 ● 漆喰入れ替え工事
 ● 瓦葺き直し工事

 ● 葺き替え工事
 ● カバー工法
 ● 屋根塗装工事
 ● 瓦止め工事

となっており、また弊社の特徴として、

 ● 100%自社による施工
 ● 施工内容にご不満があれば無償でやり直し
 ● 工事内容に応じた最大15年間の保
 ● お問い合わせは24時間対応
 ● 職人に対するマナー研修、現場施工研修の実施


に積極的に取り組んでいます。

お見積りから工事、保証、アフターフォローまですべて自社で完結します。お電話、お問い
合わせ一本ですぐにお伺いいたしますので、お気軽にご相談ください。